2020年5月31日
男性のお客様がイランイラン精油をお買い求めになった。
以前は柑橘系で落ち着いていたが最近ではこの香りがお好きとのこと。
ある時。イランイランの香りをかいだ時に
自分の気持ちがスーッと落ち着いたのが分かったとのことだった。
その方自身
イランイランってきくとなんだか女性が好きな香りっていうイメージが強いから
男の僕がイランイランが好きっていうとなんか変な風に思われれてしまうかななんて
思ったりもするんですけど・・・と仰った。
そんなことはなく
本当に嗅覚は本能に直結している分
その方自身の心情を表している。
香りの持つ力を改めて思い知る。
個性を大切に・・・
個性とはどこから生まれてくるのか
そこにはもともと生まれながらに備わっている本能が深く関係しているのではないかと
最近思うようになった。
精油の効果効能を先に頭に入れてしまうと
なんだか自分自身の本能と向き合っていないようで勿体ないなと感じる。
自分自身が香って心地よいと感じた香りこそがその人のその時の個性であり
求めているものなんだと思う。
●自分自身の声を聴く
●自分自身に向き合う
=嗅覚感覚を大切にするといっても過言でないのではないか。
その方の求める香りを知ることは
ある意味その人の奥深くを除いているようでなんだか不思議な気持ちになる。
このコロナ禍の中、自分自身の声を聴くということは
今まで以上に大切なことだと感じる。